
タイにはブランズという栄養ドリンクがあります。
飲んだことがある人はその匂いや後味に悶絶した人も多い、独特の味がするチキンエキスです。
しかし、その歴史は200年近く前、
バッキンガム宮殿のコック長のブランド氏による鶏の健康スープに遡ります。
この記事では、ブランズの歴史から種類まで納得できます。
タイのブランズについての動画もぜひご視聴ください。
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タイの栄養ドリンクのブランズとは
タイのブランズは、内臓を抜いた鶏を丸ごと煮込んで脂肪分を取り除いたチキンエキスです。
チキンスープを3〜4倍に濃縮させた栄養ドリンクで、とっても濃いです。
エッセンスオブチキンと書かれて、なんと99.7%の濃さです。

ブランズの歴史がまたすごいです!
✅1835年頃
バッキンガム宮殿のコック長であるブランド氏が、イギリス国王のために作った健康チキンスープが起源です。
✅1920年 アジアに商圏拡大
✅1974年 ノンタブリーに工場設立
✅1990年 サントリーグループとなる BRAND’S Suntory
✅1991年 チョンブリのレムチャバン工業団地に工場設立
ブランズは脂肪分・コレステロールゼロ、
高タンパク・低カロリーの栄養ドリンクです。
プロテイン、アミノ酸が詰まったものなのでさまざまな健康効果があります。
✅滋養強壮
✅疲労回復
✅美容
✅美肌
✅脳の老化防止
タイのブランズは誰に人気なの
タイではブランズは、コンビニ、スーパーなど至る所で販売されています。
お土産やお見舞い用のデコレートされたセット販売もされています。
奥さんの母親に会いに行くときに買って行ったことがあります。
それから、ムエタイ選手にも人気です。
昔、ムエタイ修行でタイに来た時は、毎日買って飲んでいました。
ただ、通常の栄養ドリンクが10〜15バーツですが、
ブランズは33〜38バーツほどで高価です。
そのため、タイ人からはちょっと高めの栄養ドリンクです。
タイのブランズの味と種類
タイのブランズは緑色のスタンダードのものが有名ですが、
ジュニア用や飲みやすいものなど種類も豊富です。
しかし、どれもチキンエキスであることには変わりありません。

そのため、匂いや後味はほとんど変わらなかったです。
✅ブランズ
初めはうわっとなりますが、慣れてくるとまったく違和感なく飲めます。
ただ、匂いと後味が苦手な人はまったく飲めない人もいます。
✅ジュニア用ブランズ
チョコレート味で苦さの中に甘さもあります。
甘さがありますが、ベースは苦いので無理な子は飲めないだろうと思います。
✅ブランズのファインテイスト
標準のブランズとほぼ変わらない味と匂いでした。
✅ブランズのWE-LiKE
ほんのり甘い匂いと、苦味の中にほんのり甘い後味がします。
✅ブランズ+高麗人参
色も黒く薬のような苦さでした。
✅ブランズ+冬虫夏草
これも色が濃くさらに苦味が増した後味でした。
タイのブランズの発音は
タイ語ではブランズは、「แบรนด์」と書きます。
発音としては、「ブレーン」みたいな発音になります。
タイ語ではよくあるのですが、語尾は発音されせん。
タイの栄養ドリンクのブランズまとめ
タイのブランズは、脂肪分・コレステロールゼロの高タンパク・低カロリーな栄養ドリンクです。
普通の栄養ドリンクは糖分が入りすぎているので、ブランズの方がお勧めです。
まだ飲んだことがない人はぜひお試しください。