タイで1年以上の長期間滞在をするにはビザが必要です。ほとんどの人は駐在か現地採用でのビジネスビザでの滞在が多いですが、その場合は会社で準備してくれるので、取得に関しての心配はほとんどありません。タイランドエリートビザもお金を払えばあとは全部やってくれるので、資金があれば心配ありません。
結婚ビザについてはコンサルに頼む人もいますが、しっかりと資料を揃えれば自分たちでの準備で問題ありませんので、参考になればと思い実際に揃えた資料を書いていきます。
✅ビジネスビザ(B-VISA)
✅結婚ビザ(O-VISA)
✅リタイアメントビザ(O-VISA)
✅タイランドエリートビザ
10年前、20年前はビザランでの外こもりがはやっていました。現在ではツーリストビザを延長したり、国外に出てビザランする方法は、だんだんと厳しくなってきているので気をつけましょう。

今回は結婚ビザの申請をしたので、実際の必要書類をまとめました。
そもそもタイの結婚ビザって何のビザ?
結婚ビザは「Marriage Visa」と言われ、タイ人と結婚している外国人が申請・取得できるビザになります。結婚したら自動的にもらえるわけではなく、条件をクリアした上で申請する必要があります。結婚ビザはO-VISA(Other - VISA)の一種となります。
※ノービザで入国後、残り21日以上の滞在日数が必要。
①結婚ビザ申請(夫婦2人での出頭が必要)
↓
②指定日(約2週間後)に出頭(本人のみでOK)
※初回は3ヶ月分のビザ発行。
↓
③3ヶ月後のビザ失効前までに1年ビザ申請・取得
タイの結婚ビザのメリット
何もしなくてもタイに滞在できる
結婚ビザを取得することで、仕事をしなくてもタイに滞在することができる。
ワークパーミット(労働許可証)が取得できる
タイで仕事をする方法としては、ビジネスビザを取得してからワークパーミット(労働許可証)を取得するのが大多数です。ただ、結婚ビザでもワークパーミット(労働許可証)を取得してタイで働くことが可能です。
節約して労働許可証を取得可能
ビジネスビザと結婚ビザでは、ワークパーミット(労働許可証)を取得の際の条件が変わってきます。結婚ビザの方が条件が緩和されますので、特に自分で起業される方にはお得です。
項目 | 結婚ビザ | ビジネスビザ |
外国人1人に必要な資本金 | 100万バーツ | 200万バーツ |
最低給料 | 4万バーツ | 5万バーツ |
外国人1人に対するタイ人の雇用 | 2人必要 | 4人必要 |
タイの結婚ビザ申請のための必要書類
まずタイで結婚ビザを取得するためには、当たり前ですがタイ人とタイで結婚している必要があります。そして、40万バーツ以上の預金を日本人本人の口座に2ヵ月以上入れてあることを証明する必要があります。
✅申請書類(イミグレーションでもらえる)
※写真4×6センチ 1枚を貼り付ける。
✅パスポート原本とコピー
✅40万バーツ以上を2ヵ月間預金しているステートメントと残高証明書(バイラップロン・ブランチ・タナカーン)
※イミグレーションの1階の銀行で発行可能です。(3日前から1週間前でも可能という情報もありますが、当日発行してもらいました。発行料は200バーツでした。)
✅結婚証明書(タビアンバーン・ソンロット)のコピー
✅男性側の結婚の際の独身証明書(バイラップロン・クワーム・ペンソット)のコピー
※結婚の際に控えのコピー一式をもらえるので取っておきましょう。
✅タイ人女性の住民票(タビアンバーン)のコピー
✅タイ人女性のIDカードのコピー
✅自宅で家族が写っている写真をA4用紙に貼り付ける。
※夫婦一緒にそれぞれの部屋、建物の前、番地の入った場所などで10枚ほど必要。
✅A4用紙に家までの手書きの最寄り地図を記載。
✅賃貸契約書のコピー
✅家賃の領収書、水道、電気の領収書のコピー
✅ビザ申請実費 2,000バーツ
タイの結婚ビザの申請に行ってみた!
まずイミグレーションがあるのは政府総合庁舎のビルディングBになります。とても敷地が広いので間違えると大変なことになります。チェーンワッタナー通りから入ると一番奥になります。
朝一で行く場合は8:30からイミグレーションに入場できますが、朝6:00には待ちの行列ができています。7:00すぎ頃から整理券を配り始めて、改めて8:00から番号順に並びます。
8:00の時点ではすでに300人以上は来ています。朝一で終わらせたい人は早朝に来ましょう。朝一の人が8:30頃からいっきに入っていきます。少し片付いてから行きたい人は9:00過ぎ頃に行くと少しだけ空いてきます。午前中ギリギリに行ってしまうとお昼休憩に入ってしまうので気をつけましょう。
1階にレストランやカフェ、コピー、銀行などすべて揃っています。先に銀行で3ヶ月分のステートメントと、銀行残高証明書を発行してもらいました。
資料をしっかりと揃えて行ったので、特に問題なく済みました。

コピーしたすべての資料に、パスポートと同様のサインをしましょう。
そして、資料が揃ったらもう一部コピーが必要な書類があって、「コピーしてからまた来て」と言われてコピーしに行って来ました。コピーしてからすぐに元のブースに戻ると、インタビューが始まりました。

どこで出会いましたか。

一緒に住んでどのくらいの期間になりますか。

タイ語は話せますか。

奥さんはどこで何の仕事してますか。
こと細かにインタビューをされて、それを文字でA4用紙びっしりと書いて確認してくださいと渡されました。もちろんタイ語で書かれていたので、ほとんど読めなかったのでタイ嫁さんに確認してもらいました。
無事にインタビューも終わって、2000バーツも払って、指定日が記載された領収書を受け取って終わりました。
バンコクのイミグレーションオフィスの場所
イミグレーションの場所はバンコク都心からは離れていてドンムアン空港の近くです。チェーンワッタナー通りソイ7(Soi7. Changwattana Bangkok )にあるGovernment office(政府総合庁舎)のB棟2階になります。総合庁舎だけありとても広いので入り口を間違えないようにしましょう。

タクシーでいく場合は、ビルディングBのゲート2に向かいましょう。
バンコク イミグレーション
(Government office)
住所:〒10210 Krung Thep Maha Nakhon, Bangkok, Chaeng Watthana 13 Yaek 3-2-15
まとめ
ちまたでは結婚ビザを取るのが難しいと言う人もいますが、しっかりと結婚していて、40万バーツさえあれば特に難しくありません。仕事をしている人はそのままビジネスビザで滞在している人もいますが、ご自身で起業する場合も含めて結婚ビザで滞在するほうが条件としては有利になるのでオススメです。コンサルタントに頼んで結婚ビザを申請する人もいるかもしれませんが、自分たちだけでも大丈夫です。ただ、担当官しだいで必要な書類が変わってくるのがタイですので、必要な資料はすべて揃えておきましょう。
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