タイでタイ人と国際結婚してみたので、書類を用意して婚姻届を出すまでの期間と費用をまとめました。男性が日本人、女性がタイ人の国際結婚をするカップルは毎年900〜1000人くらいいます。日本で婚姻届を出してからタイで婚姻届を出す人は業者に依頼した方が便利だと思います。ただ、タイで婚姻届を出してから日本へ婚姻の報告をする順序で出す方法をまとめましたので、今後の参考になれば嬉しいです。
・タイで婚姻届を出してから、そのあと日本へ婚姻届を出す人
国際結婚について

外国人と結婚するためにはまずお互いの国の婚姻の条件を満たす必要があります。年齢や条件などお互いの国の婚姻条件を満たしていれば問題ありません。日本における国際結婚の第1号は1873年なので約150年前です。
国際結婚の歴史
1872年に英国で行われた長州藩のイギリス留学生南貞助とイギリス人女性ライザ・ピットマンとの結婚が翌1873年6月3日に日本政府太政官に許可されたことで、これが日本における法律上の国際結婚第一号であるとされる(のち離婚)。ただし、南より先の1869年に尾崎三良が英国においてイギリス女性と法的に婚姻している(日本での届け出は1880年)[2]。また、南夫婦の4日後にも英国人W.H.フリーム(共立学校英語教師)と北川静(士族の娘)の結婚が太政官により許可されている(フリームはすでに別の女性との結婚を英国に届け出ており、静との結婚は英国へは未届け)[3]。南貞助と同じ船で明治4年(1971年)に渡欧した北白川宮能久親王一行には国際結婚が多く、親王自らもドイツ貴族と現地で結婚(日本で不許可)したほか、随行した松野礀、井上省三、北尾次郎、山崎喜都真(パピール・ファブリック工場長)がドイツ女性と結婚した。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2006年頃にはピークになりましたが、ビザ取得のための偽装結婚などが増えたためです。そこから取り締まりが厳しくなってきたので減少して、ここ10年くらいは日本の婚姻数全体の3%台でほぼ横ばいです。
・1970年代 0.54%
・2006年頃 約6% (←ビザ目的の偽装結婚が増える。)
・2007年以降 約3.4%
タイで国際結婚するのに実際に要した期間

実際に要した期間は、2ヶ月くらいです。書類を準備し始めてからタイで婚姻届を先に出して、在タイ日本大使館へ婚姻届の報告を出すまでにかかった期間です。平日に行く必要があるのであらかじめ準備は綿密にしていきましょう。
・在タイ日本大使館 4回
・タイ国外務省領事局 1回
・バンラック区役所 2回
※在タイ日本大使館へは、「パスポート証明」があらためて必要なことがわかり再度取りに行ったので1回分多くなっています。始めから手続きしていれば3回で済みました。
タイで国際結婚する際の手続き一覧

タイで先に婚姻届を出してから、日本の役所(在タイ日本大使館)へ結婚の報告をする方法での手続き一覧になります。
タイで国際結婚するのに実際に要した費用

書類の申請費用などを合わせた金額です。交通費は個人によって違うので含めていませんが、ジェーンワッタナのタイ国外務省領事局まで行くのにはけっこう交通費がかかります。
<在タイ日本大使館> | |
結婚資格宣言書 | 500バーツ |
独身証明書 | 350バーツ |
パスポート証明書 | 610バーツ |
<タイ国外務省領事局> | |
タイ語への翻訳(タイ嫁さん) | 0バーツ |
手数料 400バーツ × 3 | 1200バーツ |
郵送料 | 60バーツ |
<バンラック区役所> | |
手数料 | 40バーツ |
婚姻届の入れ物 | 490バーツ |
<合計> | 3,250バーツ |
約11,375円 (1バーツ=約3.5円)
まとめ
タイでの在住者が登録している人だけでも7万人を超え、登録していない人も含めると10万人を超えていると言われています。さらに今後も増えていくでしょう。そのため、日本人でタイ人と結婚する人も増えてきています。筆者のまわりにはたくさんいます。タイ人と結婚してみて、今はとても幸せに暮らしています。もちろん、文化や価値観の壁や言葉の壁もありますが、なんとかやっていけるものです。これからタイ人と国際結婚しようとしている人のお役に立てれば幸いです。
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