タイ文字の子音42字は3つに分類される!!

タイ語
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タイ文字の子音は現在は全部で42字あります。ゴーガイと言われ表になって表されています。ゴーガイ表については別の記事でも歌付きで解説していますのでご覧ください。

タイ語のアルファベットก.ไก่ゴーガイ(子音)を歌で楽しく覚えちゃう!

タイ文字を初めて見たときは、

なんだこのニョロニョロした文字は!!

と驚きました。

アルファベットと比べると始めは難しく感じます。そのため、タイ文字を難しいと思って敬遠してしまう人が多いですが、実際はそれぞれの発音に対応しています。その発音の対応をしっかりと覚えていくとタイ文字も読めるようになってきます。

例えば、「ก」は鶏(ไก่ = ガイ)に使う文字のk(ゴー)のように対応した単語と発音をセットで書かれています。

タイ文字を覚えていって読めるようになってくると、少しずつ面白くなっていきますので、もしタイ語を勉強し始めている人は文字も始めから併せて勉強することをオススメします。

【覚えないと損】タイ文字の子音42文字と母音の発音と形を覚えよう!

タイ文字は全部で42字ありますが、発音により大きく分けて3つに分類されますので、今回はその3つの分類について書いていきます。タイ文字と発音を併せて覚えていく場合は分け方にも意識をしていきましょう。

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タイ文字の子音42字は3つに分類される!!

タイ文字は大きく分けて中子音、高子音、低子音の3つに分類されます。中子音と高子音を覚えてから、残りが低子音という感じで覚えていくと覚えやすいです。そのため、中子音→高子音→低子音の順番に記載しています。

中子音字 (9字)

発音kcdtbpʔ
中子音字

主に無気音が中心の9字です。

無気音は息をもらさずに発生する音になるので、どちらかというと濁音っぽく聞こえます。

例えば、ก は「k(コー)」ではなく、「k (ゴー)」のように聞こえます。「t」は「トー」と「ドー」の間のような発音で、「p」は「ポー」と「ボー」の間のような発音です。発音記号では言い表すことができないので実際に聞いて、発声して練習する必要があります。

最後の「อ」は組み合わせにより「アー」や「オー」などに変わっていきます。そのため、発音記号では「ʔ」のような文字で表されています。

高子音字 (10字)

発音khchthphfsh
高子音字

尻上がりに発音する文字です!

タイ文字の中には尻上がりに発音する文字があり、それが高子音字です。日本語には無いので音の抑揚には慣れていく必要があります。そのままの状態で尻上がりに発音するため、発音記号では第5声調で使われる「∨」の記号がセットで書かれていることも多いです。はじめゴーガイ表を見たときに、「尻上がりの発音」と書かれていて不思議に思いました。声調は日本語にはなくタイ語らしい特徴の1つです。

低子音字 (23字)

タイ文字の中で1番多いのが低子音です。そして、低子音字は大きく2つに分かれます。高子音字に発音が対応した対応字が13字あります。もう1つは対応字以外の発音がされる単独字が10字あります。単独字は独立字と書かれている場合もあります。

対応字 (13字)

発音khchthphfsh
低子音字
(対応字)

高子音の発音と併せて見てみると発音の縦の列が全く同じで対応していることがわかります。ただ、高子音は尻上がりの発音ですが、低子音の発音は通常時は平声になります。

単独字 (10字)

発音ŋnmyrlw
低子音字
(単独字)

タイ文字の低子音の単独字は対応字以外の10字のことです。中子音、高子音を確実に覚えていき、低子音の中で対応していないものが残りの単独字となります。

タイ文字の子音42字の3つの分類まとめ

タイ文字の子音42字は中子音、尻上がりの発音の高子音、残りの低子音の3つに分類されます。3つの分類の覚え方としては、まず中子音9字と高子音10字を覚えていきます。そして、それ以外の残りが低子音として覚えていくと覚えやすいです。

ゴーガイ表だけでタイ文字を順番に覚えていくのもいいのですが、始めから中子音、高子音、低子音と分けて覚えようとしていくと記憶にも残りやすいです。

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