タイで出産した場合に
政府からの出産一時金と児童手当はもらえるのか?
という疑問がありましたが、

日本人でも受給資格を満たしていればもらえます。
タイの社会保険は、
病院に行く場合には
ローカルの指定した病院を
タダで使えるという、
外国人には微妙な条件で、
使えないと言われますが、
出産時にはしっかりと使えます。
タイ人でも外国人でも
誰でも対象になるということで、
出産一時金と児童手当の申請に行ってきました。
これからタイで出産、
出産一時金と児童手当の受給を考えている人の
参考になればと思います。
タイでの出産については
以下を併せてご参照ください。
タイの出産一時金と児童手当をもらえる人
タイ人だけでなく、
外国人でも手当をもらうことができます。
タイで働いて

社会保険料を支払っていることが条件です。
日本人は基本的には月5万バーツ以上もらっているため、
社会保険料は、上限の750バーツです。
✅出産一時金
(過去15カ月に5カ月以上保険料を支払っていること)
金額:15,000バーツ (約52,500円)
タイは政府からの補償が少ないと言われることが多いですが、
少しずつ補償が上がっているようです。
✅児童手当
(過去36カ月に12カ月以上保険料を支払っていること)
金額:800バーツ/月 (約2,800円)
(出生から満6歳になるまで)
日本の児童手当と比べると少ないですが、
750バーツ払って、
それ以上の800バーツの受け取りなので
十分に得した気分です。
800バーツ×12ヶ月=9,600
9,600バーツ×6年=57,600バーツ
合計 57,600バーツ (約201,600円)
なかなかの金額になります。
こちらも以前よりも
金額が上がっているようです。
400バーツ→600バーツ→800バーツ
※1バーツ=3.5円で換算
タイの出産一時金と児童手当の申請方法!
タイの社会保険事務所に申請に行きます。
申請書類は現地においてありますが、
すべてタイ語なので
タイ語がわからないと難しいです。
✅申請書類
必要箇所に記載していきます。
✅パスポートのコピー
✅プラカンサンコムのコピー
✅タイ国出生登録証 (สูติบัตร=スーティバット)
✅奥さんのバットプラチャーチョンのコピー
✅婚姻登録証(ทะเบียนสมรส=タビアンソムロット)のコピー
✅銀行通帳のコピー
出産一時金と児童手当で
別々にコピーが必要です。
はじめに申請に行った時に
1部しか用意していなかったため、
出産一時金だけ申請しました。
出産一時金 (คลอดบุตร=クロートブット)
タイ語で
คลอด(クロート)=生む
บุตร(ブット)=子ども
その後に、
日程を改めて
児童手当の申請に行きました。
児童手当 (สงเคราะห์บุตร)
タイ語で
สงเคราะห์ (ソンクロ)=助ける、援助する
บุตร(ブット)=子ども
同時に申し込む場合には
コピーを2部用意していきましょう。
タイの出産一時金と児童手当の申請後
社会保険事務所で
出産一時金と児童手当を申請後に
職場宛てに通知が届きました。
正式に申請が受理されて、
今後振り込まれるという通知です。
出産一時金 (คลอดบุตร=クロートブット)
児童手当 (สงเคราะห์บุตร)
タイの社会保険事務所の場所
Social Security Office Bangkok Area 12
営業時間:8時30分 〜 16時30分 (土日休み)
オンヌット通りを少し進んだ右手側に
社会保険事務所があります。
こういう時期のため、
下の駐車場に簡易窓口を作り対応しています。
タイの出産一時金と児童手当の申請方法!まとめ
タイの出産一時金と児童手当は
タイ人だけでなく外国人も受給することができます。
タイで働いて社会保険を支払っていれば。
申請書類はすべてタイ語のため、
(タイ語がスラスラ読める方は別ですが)
タイ語のわかる方にサポートしていただく必要はあります。
日本に比べると少ない金額ですが、
750バーツ支払って800バーツもらえるのでお得です。