ムエタイ修行中のRIKIX加藤有吾に密着!!(2019年)

ムエタイ
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2019年10月某日。タイでムエタイ修行中のRIKIX加藤有吾がいるセンティアンノーイジムを訪れた。ここはバンコクの北部に位置し、私が住んでいるバンコクのスクンビット地区からタクシーで高速まで使って向かった。バンコクの喧騒から離れ1時間以上かかってようやく到着した。もちろん周辺にはお店どころかコンビニさえもない場所である。こんな辺鄙な場所に来てしまい帰りにタクシーが配車できなかったらどうしようかという心配ばかりが頭をよぎった。ただ、走ったりムエタイの練習をするには申し分のない環境である。裸で走ろうが人目を気にすることなどまったくない。そんな環境の中、単身タイでムエタイ修行をしている加藤有吾に密着した。

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タイのセンティアンノーイジムでムエタイ修行中のRIKIX加藤有吾に密着!!

センティアンノーイジムって有名なんですか?

そもそも”殺しのキッス”と言われ大活躍したセンティアンノーイさんについてや、センティアンノーイジムについて知らない方もいると思いますので、ジムの紹介からご覧ください。

センティアンノーイジムとは?

バンコク北部のパトゥムターニー県とアユタヤ県との県境に位置するのどかな場所です!笑

ピジュン
ピジュン

犬が自由に歩き回り、鶏も自由に歩き回り、

よく見たら…ブタまで放し飼いですか!笑

パトゥムターニー県出身で元ラジャダムナンスタジアム、ルンピニースタジアム、WMCの世界王者であり、日本でも試合をしたことがあるセンティアンノーイさんがそこでムエタイジムを営んでいます。またジョン・ウェイン・パーが若い頃からずっとムエタイ修行をしていたことからオーストラリアでは特に人気です。頻繁にオーストラリアでムエタイのセミナーを行っていて、オーストラリアからもたくさんの選手がムエタイ修行に訪れています。今回も4人の選手が来ていました。

詳しくは → センティアンノーイジム(Sangtiennoi gym)

チョーファー・センティアンノーイとは?

誰か有名な選手は在籍しているんですか?

日本で那須川天心とも試合をしたあのロッタンとも大激闘を繰り広げているチョーファーが在籍しています。他には本当に小さな子どもも何名かいて今後の成長がとても楽しみです。

久しぶりにムエタイジムに行きましたが、タイ人の一流選手のキックをすぐ目の前で見るとものすごい迫力があります。現代では海外のスター選手の動画は簡単に見れるようになりましたが、やはり生で見るのとではまったく違います。特に若い選手ほど世界のレベルを直接肌で感じてもらいたいです。

<2018年ラジャダムナンスタジアムの年間最高試合>

Rodtang(ロッタン) vs Chorfah(チョーファー)

Rajadamnern: Rodtang Jitmuangnont vs Chorfah Thor Saengtiannoi

ロッタンの得意のパンチとチョーファーの得意のキック。ムエタイにおいては自分の代名詞と言うべき得意技をどれだけ効果的に出せるかも判定に大きく影響されてきますが、お互いの持ち味を存分に発揮した素晴らしい試合です。

加藤有吾とは?

小野寺力氏率いるRIKIX所属で、元ラジャダムナンスタジアム王者の石井宏樹氏が一から育てた若手のホープ。スピードあるコンビネーション、力強いパンチで軽量級ながらも高いKO率をほこる期待の選手。

生年月日:1999年9月2日生

出身: 東京都目黒区

身長:169cm

血液型:O型

デビュー戦:2016年9月25日 M-ONE(ディファ有明)

vs MASA BRAVERY

加藤有吾 vs 佐藤執斗 1RKO勝利(左ボディ)

加藤有吾 VS 佐藤執斗 ROAD TO KNOCK OUT.1 2017.5.10

加藤有吾 vs 昭彦 2RKO勝利(パンチ)

【MuayThai】BOM 日本 スーパーバンタム級 昭彦 vs 加藤 有吾 (ザ・バトル オブ ムエタイ)

ムエタイ修行に密着

日本人の感覚からすると決してキレイとは言えない環境だ。最近はタイでもランニングマシーンで走ったり、器具を使ったトレーニングをしているムエタイジムもある。しかし、こういった昔ながらの環境から数々の強豪選手が生まれているのも事実である。

この大自然に囲まれた環境で朝と夕方の2回の厳しい練習。

センティアンノーイさんはタイ人だけでなく、ムエタイ修行に来た外国人に対しても分け隔てなく厳しく指導をしてくれます。加藤有吾もセンティアンノーイさんから直接指導を受ける。

彼は何歳?

ピジュン
ピジュン

まだ20歳です。

これからの選手なのでよろしくお願いします。

年齢を聞かれたのでそう答えると、期待の眼差しで「強くなりたいなら厳しく指導する!」とさらに熱心に気にかけてくれました。ありがたいです。

そしてムエタイ修行のメリットとしては、一流選手の練習が生で見られること。

チョーファーのミット打ちは見るだけで何か感性に伝わるものがあります。これは実際に来た人にしかわからないことですが、短期間でも何かを身につけてひと回りもふた回りも大きくなって日本へ帰ってもらいたい。

チョーファーと2ショット写真。(いや、3ショット!笑)

次戦【試合情報】

2019年12月8日(日) BOM(ニューピアホール)第1部に参戦決定!

第2部ではスアキムやガオナーも参戦するようで、BOMの勢いはスゴいですね。

まとめ

大自然に囲まれたタイのセンティアンノーイジムでムエタイ修行中のRIKIX加藤有吾。まわりにコンビニもなく車やバイクがなければまったく移動することもできない田舎。ムエタイに打ち込むには最高の環境です。そして、外国人に対しても惜しみなく自分の経験、技術を指導してくれるセンティアンノーイさんの元、一日中ムエタイに専念したらどのくらい強くなるのでしょうか。次戦12月の試合、そして今後の加藤有吾の活躍が楽しみでなりません。

コメント

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