ムエタイ選手は打たれ強いと言われます。
ボクシングでも有名なウィラポンは鉄仮面と言われ、
パンチを打たれても表情1つ変えません。
ムエタイの選手は打たれても表情を変えず、
効いているのか効いていないのかまったくわかりません。
そのため、とても打たれ強く見えます。
見えるだけでなく、
実際に打たれ強いのですが…。
なぜムエタイ選手は打たれ強いのですか？
と聞かれることも多いです。
そのため、ムエタイ選手の打たれ強さの秘密について
書いていきますので、最後までご覧ください。
ムエタイ選手が打たれ強い5つの理由
首相撲の練習をしているから
ムエタイでは首相撲が
判定のキーポイントになります。
そのため、練習も毎日30分〜40分ほどします。
首相撲の選手だけでなく、
全員が練習をします。
自分が試合で積極的に使わなくても、
相手が使ってくる場合の
ディフェンスに必要だからです。
首相撲では首から全身の体幹にかけて鍛えられます。
そのため、首の打たれ強さもアップします。
だから、ムエタイ選手は打たれ強いのです。
さらに、首の筋トレもしているので、
打たれ強さに関しては、鬼に金棒です！
目が良いから
ムエタイではディフェンス7割、攻撃3割、
動きが見えてきたら、自分も攻撃を始める！
と言われるように、見ることを徹底的に言われます。
そのため、目がよく相手の動きをよく見ています。
相手の動きが見えるからこそ、
パンチを打たれた場合も効きにくいのです。
足腰の強さとバランス
ムエタイでは子どもの頃から
走ったり練習を繰り返しています。
そのため、足腰がとても強いです。
そして、ムエタイではバランスを重視されます。
キックや首相撲でのこかし合いもあります。
相手のバランスを見ると同時に、
自分のバランスも意識します。
バランスという意味でも足腰が強いです。
ディフェンスの際には、
足腰が強いとそれがクッションになります。
それでダメージが軽減されるので、
パンチも効きにくくなります。
経験の多さから
何事にも経験というものがあります。
パンチへの慣れや打たれ強さも
経験で変わってきます。
初めてスパーリングをやった頃は
パンチがまったく見えずに
不意打ちのようにもらってしまいました。
そうするととても効いてしまします。
見えていてもらうとあまり効きません。
また、今まで打たれた強さへの耐性もあります。
今までにこんな強いキックやヒジ、ヒザ、パンチを
もらったことがあるというのが、
いざパンチを打たれても、
あの人よりは弱いな！という感じです。
そのため、経験が多い分効きにくいのです。
精神的な強さから
肉体的な強さ以上に精神的な強さがものを言います。
ムエタイ選手の中には、家が貧乏で
ファイトマネーだけで養っている人もたくさんいます。
＞＞ムエタイ選手の驚愕のファイトマネーにビックリ！！(2020年)
そのため、1試合にかける思いが違うのです。
ましてや、
ボクシングの世界戦となれば、
勝ち負けで大きく人生が変わってきます。
精神的な強さや気持ちの強さです。
最終的には気持ちが強いため、
絶対に倒れないと思っているから
打たれ強くなるのです。
ムエタイ選手の打たれ強さまとめ
ムエタイ選手の打たれ強さは、
首相撲や経験によるものが大きいです。
首と体幹の強さやバランスが半端なく、
パンチに対しても打たれ強いです。
そして、何よりも
ファイトマネーで生活していく
精神的な強さが影響しているのです。
