バンコクで一時閉鎖!?3/22〜4/12まで営業停止を閣議決定

お知らせ
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バンコク都知事からとうとうバンコク一時閉鎖の政令が出てしまいました。

タイ全土ではプラユット首相から3/17(火)にバー、ナイトクラブ、マッサージ、スポーツ施設、ムエタイスタジアム、学校、学習塾などの一部施設の14日間の閉鎖が決定されていました。

タイでは2週間(3/18〜3/31)の娯楽施設の営業停止命令が出たってよ!

夜のお店はやっていないため、人通りもほとんどありませんでした。ただ、どの業種がどのくらい閉鎖をする必要があるのか少し曖昧なところもありました。この3日間だけでもお店の対応について迷走しているところもたくさんありましたが、とうとうバンコク都知事から一時閉鎖の政令が出てしまいました。

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バンコクの閉鎖状況

ムエタイスタジアムやトンロー界隈の飲み屋で感染者が多数確認されたことから、一時閉鎖が決定されました。日本からは旅行に来てそのまま遊び歩いている人も少なからずいたのが現状です。そのため、政府から命令が出されました。眠らない街バンコクの夜は人通りがなく、お店は閑古鳥が鳴いていました。ここまで静かなバンコクは前代未聞の出来事です。

日本からタイへの入国は、英文の健康診断書などほぼ不可能な条件が発表されていましたので、文字通りの鎖国状態です。3/15まではタイ入国は問題なく大丈夫だったのですが、飛行機チケットの欠便なども含めていきなり入国が厳しくなってきました。

タイの新型コロナウィルスの出国と入国についての最新情報!3月15日

3月19日夜,タイ民間航空局は,タイ感染症法に基づく新型コロナウィルス感染症(COVID-19)対策を受け,以下のとおり渡航者に対する措置を発表しました。
※なお,それに伴い3月18日に,同局から発出された通達は無効となりました。
主な変更のポイントは,航空会社に対して,搭乗手続き(チェックイン)時に求めていた審査につき,今回感染地域等に関わらず,タイへ渡航される(タイ国籍の方を除く)すべての方に以下の項目を確認することとなったことです。

・新型コロナウィルス感染症(COVID-19)につき感染している恐れがない旨を示す健康証明書を確認する。健康証明書は,出発日の72時間以内に発行されていなければならない。(英文)

・新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の医療費につき,10万米ドル相当以上の額を補償することが分かる保険証券を確認する。

※ これらの措置は,タイ現地時間3月22日午前0時から適用されます。

在タイ日本大使館

✅エアアジアX ⇒ 3月16日から6月16日まで全便欠便

✅タイライオンエア ⇒ 3月16日から4月30日まで全便欠便

バンコクの3/21の感染者情報について

✅タイ国内の感染者 322人 ⇒ 411人 (89人増加)

ムエタイスタジアムからの感染者や飲み屋からの感染者が増え、今までは感染者があまり多くなかったタイですが、ここ一週間だけで一気に感染者が増加しました。そのため、思い切った一時閉鎖に踏み切りました。普段はマイペンライで楽観的なタイ人ですが、マスクをしたり咳やくしゃみに敏感になったりしています。建物の入り口では体温を測ったり、消毒液が置いてあったりと警戒体制が強まっています。

在タイ日本大使館からの発表

3/21にバンコク都知事からとうとうバンコクのお店の一時閉鎖が発表されました。コンビニ、スーパーや薬局など必要最低限のお店以外は閉鎖となりました。レストランについては店内での飲食は控えてデリバリーのみになります。もし営業をする場合は検温や手洗いなどが必須になります。

・3月21日,バンコク都知事は,3月22日から4月12日までの間,新型コロナウイルス感染症2019(COVID-19)の感染予防のため,バンコク都内の人々が集う施設を閉鎖することを発表しました。

・なお,今後の発表等により変更等の可能性もありますので,最新の情報収集に努めて下さい。

バンコク都知事からの発表の概要は以下のとおりです。保健省発表にあるように新型コロナウイルス感染症2019(COVID-19)の感染拡大状況を受け,国家の経済、交通及び観光の中心であり,多数の人々が居住し、急速に感染拡大の危険性を有するバンコク都として,感染予防の観点から人々が集う施設などを制限し,感染拡大の危険性を減退させる必要がある。

仏暦2558年感染症法第35条(1)に則し,バンコク都知事は、バンコク都感染症委員会の3月21日の決議5/2564号により,3月17日の施設の暫定的な閉鎖に関するバンコク都告示を廃止するとともに,以下の施設を、3月22日から4月12日まで暫定的に閉鎖することを指示する。

1.レストラン(テイクアウトの場合,もしくはホテル内レストランが同ホテルの宿泊客にのみ食事を提供する場合のみ開業可)
2.ショッピングモール。ただし,スーパーマーケット,薬や生活必需品を販売する店,テイクアウトが出来るレストランは除く。
3.コンビニエンスストア内の飲食可能なエリア
4.市場・定期市(生鮮食品、水気を伴わない食品、テイクアウトのために調理された飲食物,ペット食品、薬や生活必需品を販売する店のみ営業)
5.美容室,理髪店
6.刺青や身体の一部に針等を刺す場所
7.スケート・ローラースケート場,その他の遊技場
8.遊園地,ボーリング場,ボードゲーム場
9.ゲームセンター,インターネット屋
10.ゴルフ場,ゴルフ練習場
11.プールや類似の活動を行う施設
12.闘鶏場,闘鶏養成場
13.仏教のお守りや仏像販売所
14.見本市場,会議場,展示場
15.すべての教育レベルの教育施設と私塾
16.フィットネス,美容クリニック、美容関連店
17.健康増進施設(スパ,マッサージ店,美容マッサージ店)
18.ペット用スパ,入浴、トリミング,飼育,一時預かり施設
19.個室付浴場
20.入浴,サウナ,薬用サウナのサービスを提供する店
21.興業場(映画館,劇場,興行場)
22.運動場
23.エンターメント場や右に類似する施設
24.ボクシング場,ボクシング学校
25.競技場
26.競馬場

仏暦2563年3月21日
アサウィン・クワンムアン警察大将
バンコク都知事

在タイ日本大使館

まとめ

バンコクといえば、ナイトクラブ、バー、マッサージ、ゴルフなどの娯楽のイメージが強い人も多いです。世界の中でも有数の歓楽街です。しかし、新型コロナウィルスの影響で、人通りがほとんどなく閑散としています。こんな状況になるとは今年の始めの時点ではまったく予想だにできなかったです。タイ在住者としても驚きです。現在は日本からもほぼ入国できず鎖国状態なので、観光業も経済も大打撃です。新型コロナにかかるよりも、経済的なダメージのほうがよっぽど深刻です。早く新型コロナが終息して通常の生活に戻れることを祈っています。こういう時こそ当たり前のことがいかにありがたいことなのか再認識させられます。普通の生活ができることに感謝ですね。

コメント

  1. […] ⇒バンコクで一時閉鎖!?3/22〜4/12まで営業停止を閣議決定 […]

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